学校法人東京聖栄大学 創立70周年。前身校である聖徳調理師専門学校から数えて54年目を迎える本校の卒業生は延べ約7000人。本校で学ぶ学生たちの就職活動は、さまざまなジャンルで活躍しているOBによって支えられています。学生一人ひとりに的確な就職アドバイスでき、ほとんどの学生が進路を見つけられるのも少人数制のメリットです。
■ 就職相談会参加企業(順不同):オリエンタルホテル/ニッコクトラスト/天津飯店/中冨商事株式会社/ホテルアマン/森観光トラスト/アラスカ/千葉県勤労者医療協会
今関 美和さん〈 東武ホテルレバント東京(製菓)勤務〉
OB相談会では、自分の技術を向上させることはもちろん、実際に仕事をする中で他の人が今何をしているかを把握し、いつも臨機応変に動けるように、学校の実習の時からそういった習慣を身につけておくことが大切だということを話しています。面接では、採用されてからの目標や将来の夢を持ち、仕事に対してのやる気を言葉や態度でしっかり伝えることが大切。また作ることだけでなく、お客様に対するマナーや言葉遣いをしっかり身につけておくと良いと思います。私もOBとして卒業生の就職をサポートしていきたいと思っています。
福井 慎之助さん〈 フランス料理 サン・ファソン勤務〉
調理の技術や知識、社会人としての自覚や礼儀などを身につけておくのは当たり前。学生のうちに遊びでも勉強でもバイトでも、何でもいいからいろんな面で楽しんで欲しい。その一瞬一瞬を全力で取り組み、楽しんだ経験や思い出は全部自分の強みになると思います。学生の時は実際に社会人として働いている調理師の方に会う機会が少ないので、OB相談会などの場はいろんな話を聞いたり、つながりもできるいいチャンスです。私も毎回参加しているので聞きたいことなどがあったら積極的に聞きに来てください。
鈴木 知弘さん〈 Aux provencaux ~オー・プロヴァンソー勤務〉
働き始めてから、仕事の大変さにやめる人も多いのが調理師の世界。だから相談会では、職場の良いところだけでなく、厳しい部分をなるべく話すようにしています。この学校の強みは、先生が実際の現場と同じくらい厳しく接してくれているので、職場に出てもすぐ馴染めて忍耐強く仕事を続けられる卒業生が多いこと。飲食業界では、やはり根性がある人が求められていると思いますね。
八木 晋太郎さん〈 浅草今半勤務〉
先生に言われたことをしっかりやること、少しでも疑問に思ったことはあやふやにしないでちゃんと理解しておくことが大切。明るく元気に自分の意志をはっきり伝えることが、採用の決め手になると思います。就職活動では、一流ホテルや各分野の専門店で働いているOBから直接生の声を聞けたり、一人ひとりに合った職場を提案してくれるなどしっかりとサポートしてくれます。