芸術的色彩が濃く、材料の扱い方、味の付け方にも、自然の姿を尊び持ち味を失わないように行う手法に日本料理の特徴があります。学校の講義、実習の内容はあくまでも基本に重点をおき、調理器具の扱い方、庖丁の持ち方、姿勢、各種切り方、煮方、焼き方、 揚げ方、和え方など諸操作の基礎をしっかりと学ぶことによって、素材に適した料理を作り上げることを身につけます。
日本料理は、旬の素材を活かしたシンプルな料理。それだけに創作性が高く、作る人の個性が発揮しやすいともいえます。 固定概念にとらわれず、自由に作ってほしい。それにはまず基本をしっかり身につけ、感性を磨くこと。 さらに実習を積み重ねることで盛りつけ方や器選びなどの知識まで指導していきます。
このページの料理はすべて授業で作ったものです。